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2015-07

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相川

相川も会社を辞めた。
それで郷里へ戻るならわかるが、なぜこちらへ転居するのかよくわからない。
こっちで求職活動をするようだ。
相川は俺が学生になったのを知っている。
なんか影響したのかな。

あんなに好きだったが、ずいぶん前に恋愛感情は消えた。
相川が結婚すると言ったときは、本当に辛かった。
いま、相川とやれるかと言うと、なんとも言えない。
完全な親友になってしまったから、恥ずかしい。
もしかしたら離婚したのかと思ったが、それは違った。
ちゃんと嫁はついてきている。

引越してきて、二人に会った。
嫁も相変わらずだった。
なぜか布団の話になって、冬場は相川が湯たんぽ代わりだそうだ。
のろけやがって。
昔の俺なら動顚しただろううが、今は破廉恥だなとしか思わない。
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相変わらず先生は冷たいように思う。
聞くところによると今は忙しい時期だとも。
しかし、コメント書くくらいのことはできるだろう。
やはり俺には興味がないのか。

そんな日々に、相川がひょっこりと戻って来た。
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本当に辛い。

ちょっと伊東先生がログインしないと不安になる。
10数時間経つとなにか異変がおきていると思ってしまう。
先生はスマホを持っていないので、ログインは自宅か大学研究室ということになる。
外出したらログインできない。

先生ファン女、助手…

しかしかならず先生は一夜を明かすことなくログインする。
俺はほっとして、たちまち元気になる。
そして心の中で「先生、疑ってごめん」とつぶやく。

不安と安堵。その繰り返し。
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なんだか悲しい結末に近づいてきてるような気がする。

気まぐれで伊東先生がなんかコメントくれた時の嬉しさといったらない。
心理的に上げて落とされる。そして落として持ち上がる。
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先生30

やっぱり辛い。

相変わらず先生がログインしないとドキドキする。

やっぱり助手とできているのではないかとか、
先生ファン女とどこかへ行っているのではないかとか、
本当に心配でしょうがない。

俺には「いいね!」は付けてくれない。
コメントも書いてくれない。
やっぱり避けられてるのだろうか?

気持ち悪いのだろうか?
それとも知的な話のレベルに問題があるのだろうか。

嫌いになったら楽になるのだろうか。
なら楽にならなくていい。
好きでいたい。

でも辛い。
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先生はのんけ

やっぱり伊東先生はのんけか。

いや、聞き間違いではないだろうか?
かなり酔っていたから、記憶は曖昧だ。
そもそも自分の好きなタイプなど、今まで絶対に語らなかったのに。
嘘を言っている可能性もある。

やはり当然のんけだろうな。
まじめで地味で研究に没頭していたから婚期を逃しただけ。
それが現実だろう。

交際したことはあるのか。
風俗はきらいみたいだが、もしかして童貞だったりしないだろうか。

でも今なら恋愛できそうなものなのに、なんでしないのだろう。
いや知らないだけでしているのかも。
だったら「恋愛は破滅につながる」とはなんだろう。

それは嘘か。

そんな風に何度も何度も反芻している。
気が滅入る。
同じ大学でも意外に先生と会うことは少ない。

先生に会いたい。
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先生はやっぱり

俺は泥酔に近かった。
歪んだ知覚の中で、先生ファン女の猛攻はよく伝わってきた。
伊東先生はのらりくらりとかわしているみたいだ。

いつのまにか先生の好きなタイプの女性の話になっていた。
先生ファン女の話術がうまいのか先生は口を割っている。
先生はある女優をあげた。
その女優がでているドラマを録画しているらしい。

そして自分の研究室の助手は自分の趣味だとか言ってる。
かと思えば、別の先生の趣味だと訂正したり。
結局なんのことだかよくわからない。大事なところなのに。

そうか…やっぱりのんけか。
そりゃそうだろうな…

ショックだが泥酔しているから実感がない。
(こりゃ酔いが覚めた時が辛いだろうな)

今度は先生の恋愛観や経験について聞き出そうとしている。

もう聞きたくない。
いや聞きたい。

先生ファン女の執拗な手口には呆れる。
その辺を詳しく聞いて、興奮するのかな?
それとも自分の作戦に役立てようとしているのだろうか?

しかし先生はいい加減嫌になったみたいだ。
むしろ先生がセクハラ受けてる状態だろう。

先生は話を切り上げようとして、きっぱりと言った。

「恋愛は破滅につながると思ってます!」

あれ?どこかで聞いたセリフだ。
そうだ前回の飲み会で
「性的な快楽の追求は破滅につながる」と先生は言った。
それがきょうは恋愛に変わってる…

なんだかわからないが、いいぞ先生!

結局先生の恋愛観はわからなかった。
それでよかったのかどうか。
居酒屋が2時で閉店し、あと3時間で始発。
結局3人でカラオケで時間を潰すことにした。

カラオケに向かうまでに水辺の広場みたいな公園がある。
3人でふざけて水路ギリギリを歩いた。
例によって先生は結構すばしっこい。運動神経はいいみたいだ。
感心して見とれていたら、俺は足を滑らせてしまった。
ズボンはびしょ濡れになった。
いい大人が夜更けに3人で大笑いした。
なんだか本当に学生時代へ戻ってしまった。

濡れて気持ち悪かったけど、カラオケ店へ3人で入った。

先生は歌を知らないなんて言っていたが、古い洋楽を中心に結構歌う。
酔いがさめてきた俺も一緒になって歌った。
先生ファン女はカラオケが苦手とのこと。
形勢が逆転してきた。

先生ファン女は古い洋楽ならフレディ・マーキュリーが好きだそうだ。
俺はリモコンで入れてみた。
でも絶対に歌わないと必死になった。
(いや別にいいよ)

♪ I Was Born to Love You〜

先生が歌い出した。歌詞を見ないで歌えるみたいだ。
俺も一緒になって歌う。

画面にはフレディ・マーキュリーが鏡の前でくるくる回ってる。

こんな曲、夜明け前に男二人で歌ったらだめだろう。
さすがに俺はゲラゲラと笑った。
先生、本当に本当にのんけか?

多分のんけだろう。
でも好きな気待ちはどうにもならない。
もうわけがわからなくなっていた。

カラオケをでたらすっかり明るくなっていた。
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